「過去の栄光ですから」と思わず口から出た言葉に驚く | 福島県在住ライターが綴る あんなこと こんなこと

「過去の栄光ですから」と思わず口から出た言葉に驚く

先日、郡山市が支援している

ある事業の説明会に取材に伺ったときのことです。

 

私の名刺に興味を持たれた

市・職員の方から

 

「武田さんは、どんなお仕事をされているのですか」

と質問され、いくつかのお取引先を説明したあと

 

  「! ! !」

 

と思い出した私は

「私が震災後に出した本を

市長から紹介されたことがあります!」

と元気よく答えました。

 

 「えっ!」

 

と驚く職員の方を前に

手元のスマホで自サイトを提示。

 

 「あっ、ほんとだ!」と、

しばらくその話題で持ちきりになったのは

いうまでもありません・笑

 

著書の提示から、しばらくの間

震災直後のことで話が盛り上がりましたが

7年前に出した本のことで私の口をついた言葉が

本日のタイトルでした。

 

震災から7年以上経過した今

いろいろ変化がありました。

 

一番の変化は、

私たち福島県民の気持ちだと思います。

 

ある調査機関が調べたアンケートで

「ふるさと福島県に誇りを持てない」と

答えた比率が半分近くいた震災直後。

 

それがいまや

「福島県が輝いている地域であるように」

「福島県て、なんかおもしろい」

と思う地元の方や、他地域の方が増え

主に若者を中心に、

Iターン、Uターンする人が目立ちます。

 

私も「過去の栄光?」は実績としながらも

どんどん前を向いてチャレンジしたいなと

自分の言葉に改めて思った次第です。

 

若者にできることと

中高年?にできることの

違いはあるかもしれないけれど…。

 

人生の経験値だけは、間違いなく上ですから・笑

 

話題になった私の著書です。多くの方から好意的な感想をいただきました。

またこの本を通して仕事の依頼もいただきました。

思い出深い1冊です。

 

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