編集者的な目線はやめていただきたい | 福島県在住ライターが綴る あんなこと こんなこと

編集者的な目線はやめていただきたい

何かコトを起こす時って

当たり前なことですが

出演者、参加者のどちらもが満足するものでないと

成功したといえないと思います。

 

言い換えるならば、その場に居合わせたみなが

「幸福感」を味わうことが成功なのですよね。

 

これが参加者の方だけを向いて

創り上げるとき、

出演者に負荷がかかることを

最近の経験で知りました。

 

いえ。参加者の方だけを向くという意識も

少し経験を重ねたからこそ。

 

何もかもが初めての場合は

とにかく無我夢中で創り上げるので

よけいなことは考えられませんから。

 

6月に開催した「私たちのターニングポイント」は

登壇者のお二人も、参加されたみなさんも

とってもよい表情でまた

「来て良かった」

「話ができてよかった」

と言ってくださいました。

 

実はその前に私は

もうお一人、ご登壇をお願いした方がいらしたのです。

 

その方には

私のほうが一方的に親しみを感じていたので

登壇をお願いするだけではなく

アフターパーティーのことや

その他、いろいろなことを話す中で

彼から言われたのが

タイトルの言葉でした。

 

細かなことは省略しますが

お話をお願いした彼のことよりも先に私は

全体の構成ばかりを気にしていたのですね。

 

彼から登壇を断られたときに

気づいたことがたくさんありました。

 

人として

イベント企画者として

忘れていたことにです。

 

イベントの話をしましたが

何事も同じだと思います。

 

たとえば仕事ならクライアントがいる。

クライアントの幸せ・満足度を満たすのは当たり前。

 

でも、一つ先のクライアントのお客さままで

幸せにできるような企画を立てられたとしたら…。

それこそが幸せなことなのではないでしょうか。

 

登壇を断られた彼から私は

とっても大切なことを教わったと。

大変感謝しています。