失ってみてわかる。過去・歴史の大切さと重み | 福島県在住ライターが綴る あんなこと こんなこと

失ってみてわかる。過去・歴史の大切さと重み

 

ブラジルの国立博物館の火災と

昨日のテレビニュースで知りました。

 

博物館自体が創立200年を誇っていたそうです。

 

日本の歴史で考えると、今戊辰150年ですから

(一般的には維新150年でしょうか)

江戸時代に創立された博物館だったのですね。

 

オリンピック開催に伴う国家の赤字のせいで

建物にはスプリンクラーも設置できない。

そもそも博物館の存在そのものに国は

重きを置いていなかったとか。

 

そのために起きた火災に対して

国民側の暴動も起きているそうです。

 

私たちは日常生活を送る中で

振り返るとできる足跡から

「歴史」を作っています。

 

維新の時に活躍した方々が

そのことを自覚されていたのかどうかまでは

わかりませんが、平成が今年で終わろうとしている今

名もなき庶民の私たちでさえも

歴史を、時代を感じている人はいると思います。

 

生きている中で人は挫折を味わうとき

どう判断して良いのかわからないとき

「祖父ならどうしただろうか」

「戦争の最中、祖母はどう家族を護ったのだろうか」

と思い巡らすことがあります。

 

先祖を思うとき、家系図を作ろうと思うとき

日本の法律の中でたどれるのは

明治以降となります。

 

その先を知りたかったら

お寺の過去帳を調べることとなりますが

寺が過去に火災に遭ったときには

先祖をたどるのは難しくなります。

 

一生懸命、前を、前を向いているときには

わからない自分の過去のこと。

ご先祖のことを

振り返りたくなったときに

今、あなたが書いている自分のこと

日記、そしてブログが

あなたのお子さんやお孫さんにとって

価値あるものになるかもしれません。

(ならないこともあるかもしれません)

 

自分史は自分だけのものではなく

あなたの愛するお子さんや

お孫さんたちのためでもあるのです。

 

書き記しませんか、自分史を

聞いてみませんかご両親から!

 

 

最近はお子さんやお孫さんからの