福島県在住ライターが綴る あんなこと こんなこと -3ページ目

【ご協力ください】「ふくしま台風19号災害支援基金」へのご寄付を

台風19号による我が福島県の被害も大きかったです。

幸いにも高台にある我が家は無事でしたが

私の住む福島県郡山市も阿武隈川の決壊により

多くの方が被災されました。

 

今回の台風では、広域にわたり被害が及んだ中

ここでのお願いは、誠に恐縮ではあります。

でも、お願いします。

 

私が設立発起人として名を連ねている

ふくしま百年基金」が、今回の台風の支援基金を創設しました。

もちろん私も寄付させていただきました。

 

ぜひみなさまの尊いお気持ちを、投じていただけたら幸いです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

「がんばって」って言いたいのに、言えない空気がある

全国的に夏休み最終週なため、

テレビでも、またSNSでも

「無理に学校に行く必要はないよ」と

いう発言を耳にします。

 

統計でも、

夏休み明けの子どもたちの自殺率が高いと。

憂えることです。

 

そんな風景に影響されてか、

私は受験生の息子に言葉をかけにくくなりました。

 

登校する際「いってきまーす」と声をだす息子。

それに対して「いってらっしゃい」と声をかける私。

 

ほんとは、そのあとに「がんばって!」と言いたい。

その根拠には、私が受験生だったときに母から

「がんばって」と言われ、やる気がでた記憶があるから。

 

でも、今の風潮。

そして親がなにも言わなくても

受験勉強をがんばっている息子を見ると

いいずらい自分がいます。

 

我が子のこと、そんなにみていないんじゃない?

そう言われたら、返す言葉がありません。

 

  「がんばって!」

 

そのひとことをかけたら、息子のやる気が増すのなら

かけてあげたい。

 

はい。本人に聞いてみます。

それが一番ですよね・苦笑

お客さまを大切にすることについて

東日本大震災以降、

クラウドファンディングが盛んになりました。

年度末をはさんだ今も、復興庁関係もからめて

たくさんのファンドが立ち上がっています。

 

もう一つ。寄付文化が芽生えた…

というのがここ最近の傾向でしょうか。

新たな財団、団体が立ち上がり、その理念をうたい

寄付を募る。

 

いいことだと思います。

 

個人ではどうでしょうか。

 

  ・出資してください

  ・投資してください

  ・寄付してください

 

ということが言いやすくなっていると思います。

ことに大きな災害を経験した地方では。

ただ、その後のふるまい。

 

報告とかお礼とかを怠ると大変なことに。

ある意味、冒険だと思う私には

なかなかできないな。

 

古い友人からメンタリングを受けました。そしたら…。

ずっと放置していた名刺を新しくしようと…。

そして今年から新たにチャレンジすることに

向かう一歩としてでもあります。

 

で、、

ここ10年来の友人。

マーケティングに強く、かつマンガも描けるという

最強に売れっ子の友人です。

 

あらかじめ作ったパワポの名刺案を

友人に送り、メッセンジャーの電話で

約1時間のやりとり。

 

結果。

 

まいったー。

1カ月前まで毎月お世話になっていた

メンタリングの再来でした。

 

「名刺をもらうお客さんの身になると

たけさんが書いた名刺のタイトル

違うよね」

 

「いきなり自分史の良さを言われても

そもそも自分史そのものを知らない人に

渡すんですよね」

 

   はいはい。

   おっしゃる通りです。

 

(メンタリングを)懐かしさと

(消化しきれないでいた)恥ずかしさを胸に

書き上げた名刺。

 

できあがったらご披露しますね。

 

福島市で自分史講座、始めます!

【ご報告】私たちのターニングポイント 千葉清藍さん

ブログの更新がだいぶ空いてしまいました。

(すみません)

 

昨年11月に開催した千葉清藍さんゲスト

「私たちのターニングポイント」のリポートを

こちらにアップしています。

 

よろしかったらご覧ください。

 

 

私たちのターニングポイント千葉清藍さん

 

 

 

語り場プロジェクト第三弾「私たちのターニングポイント」のゲストはこの方!

ゲストの人生を聞きながら
自分の人生を振り返ろう!
「私たちのターニングポイント」

ゲストに「旅する書道家」
千葉 清藍さんをお迎えして

千葉さんの人生、仕事観、
千葉さんの描く未来を
たっぷりと伺ったあと

ゲストと『共に書道を楽しむ時間』
をもうけました。

使用する和紙はなんと!
我がまち郡山が誇る「海老根和紙」
書きやすさ、手触りなど
すべてゲストが確認ずみです☆

 

ほかにも紙芝居があったり

千葉さんの書が展示されたりと
贅沢な時間になること間違いなし!

 

みなさまのご参加をお待ちしております!

 


 

人柄は文章にも表れるというお話

私のように文章を書くことを

仕事にしていない人でもわかること。

それは「人柄は文章に表れる」ということです。

 

せっかちな人の文章は、なぜかせっかちw

逆に、のんびりした方の文章は

ゆっくり、ゆったりと読めます。

 

せっかちな人がせっかちなままに

綴り、そして送信ボタンを押したメールは

時に受信者の心を打撃することがあります。

 

なので、急いでいるときほど

「それ、違うよ」という思いを伝えたいときほど

ゆったりめの文章作成を心がけたほうが懸命です。

なぜなら、読み手の心を傷つけるから。

 

10年前、起業家といってもまだ

ひよこだった私の文章は

優しかったし、頼りなかった。

だから、私を「守りたい」という人の心に響いたものです。

 

それが今は、書く回数も格段に増えたし

自分の心持ちも変わった。

 

だからこそ、心のままに打った文を

そのまま送る前にちょっと深呼吸。

読み手の心持ちを想像できるように

なりたいものですね。

 

▼インタビュー、文章作成のご用命はこちらまで

お打ち合わせでは、じっくりお話を伺うことから

スタートします☆

 

 

 

 

ふくしまおでかけランチ手帖 発売です。(プチモンモシリーズ)

(株)エス・シー・シーさんで出されている

雑誌モンモの別冊版「ふくしまおでかけ手帖」が

発売されました。

 

以前記事を書かせていただいたお店も登場します。

書店で見かけたらお手にとってごらんください。

 

「これからのぼくに、できること」ほぼ日刊イトイ新聞より

FBで友人がシェアしていたのがきっかけで

読むことになった糸井さんとの対談のお相手は

 

郡山市出身の写真家さんが、

福島第一原発の視察に同行し、

郡山のある場所で講演会(お話会)をやる…

とネットで見つけた、その方でした。

 

余命3年だそうです。

 

5回にわたり書かれているのですが

私の心にきたのは「第四回 やさしさとお手柄主義」

読んでいて「あっ、私もやっていたな」とズキン!

ときたからです。

 

 

以下、糸井さんの言葉を抜粋します。

-----------

みんな、
幡野さんにアドバイスすることで
なにかの「お手柄」を立てたいんです。
あの病院がいいとか、この薬が効くとか、
ここでお祓いするといいだとか、そういう話も含めて。

-----------

アドバイス=自己肯定感を満足させる

ことに気づける人は

やはりそれなりの「なにか」を経験してきた人だと。

 

今も「お手柄」をたてたい気持ちがある

自分の存在を知りながら私は

いろんな人たちの発信を見ています。

 

その強さ、激しさなどを感じながら

「ああ、この人は満たされていないのだ」

と思うことも。同時に満たされない自分を

感じる時でもあります。

 

こちらも糸井さんのお話から抜粋

-------------

これって、
「自己」と「他者」ということで考えれば、
世のなかのいろんなことが見えてきます。
つまり、「じぶんじゃないもの」を
少しでも目にしたり、耳にしたりするだけで、
じぶんを攻撃する敵だと勘違いして
過剰に反応する人がいる。
いまは、社会全体が免疫疾患になっていますよね。

--------------

さすがの表現だと思いました。

 

幡野さんが自費出版してでも出したい!

と思われた本をぜひ読みたい!と思います。

 

彼が35歳で末期癌にかかったことを

どのような感覚で受け止めたのかは

想像できませんが、彼は間違いなく

今を生ききっていらっしゃると。

 

私よりも一回り以上お若い彼が残すものに

文章を書くものとして少し羨ましくもあると同時に

私では受け入れきれない。

自分の器をもまた感じる連載でした。

 

 

これからのぼくに、できること。(日刊イトイ新聞より)

 

 

 

 

 

 

失ってみてわかる。過去・歴史の大切さと重み

 

ブラジルの国立博物館の火災と

昨日のテレビニュースで知りました。

 

博物館自体が創立200年を誇っていたそうです。

 

日本の歴史で考えると、今戊辰150年ですから

(一般的には維新150年でしょうか)

江戸時代に創立された博物館だったのですね。

 

オリンピック開催に伴う国家の赤字のせいで

建物にはスプリンクラーも設置できない。

そもそも博物館の存在そのものに国は

重きを置いていなかったとか。

 

そのために起きた火災に対して

国民側の暴動も起きているそうです。

 

私たちは日常生活を送る中で

振り返るとできる足跡から

「歴史」を作っています。

 

維新の時に活躍した方々が

そのことを自覚されていたのかどうかまでは

わかりませんが、平成が今年で終わろうとしている今

名もなき庶民の私たちでさえも

歴史を、時代を感じている人はいると思います。

 

生きている中で人は挫折を味わうとき

どう判断して良いのかわからないとき

「祖父ならどうしただろうか」

「戦争の最中、祖母はどう家族を護ったのだろうか」

と思い巡らすことがあります。

 

先祖を思うとき、家系図を作ろうと思うとき

日本の法律の中でたどれるのは

明治以降となります。

 

その先を知りたかったら

お寺の過去帳を調べることとなりますが

寺が過去に火災に遭ったときには

先祖をたどるのは難しくなります。

 

一生懸命、前を、前を向いているときには

わからない自分の過去のこと。

ご先祖のことを

振り返りたくなったときに

今、あなたが書いている自分のこと

日記、そしてブログが

あなたのお子さんやお孫さんにとって

価値あるものになるかもしれません。

(ならないこともあるかもしれません)

 

自分史は自分だけのものではなく

あなたの愛するお子さんや

お孫さんたちのためでもあるのです。

 

書き記しませんか、自分史を

聞いてみませんかご両親から!

 

 

最近はお子さんやお孫さんからの