福島県在住ライターが綴る あんなこと こんなこと -4ページ目

始動~!語り場プロジェクト☆

この方の半生を聞きたい!

として始まった語る自分史

題して「私たちのターニングポイント」は

大盛況のうちにキックオフイベントを終えました。

 

   →イベントリポートはコチラから

 

その試みを継続開催したいと

新たに「語り場プロジェクト」と称した

プロジェクトとしてのキックオフイベントが

8月30日に開催され

こちらも盛況のうちに幕を閉じました。

 

イベントリポートは

少し時間をいただくこととなりますが

今後もゆっくりとじっくりと

開催を続けていきます。

 

まずはご報告と御礼まで。

 

 

今日は福島県民の日

8月21日は「福島県民の日」です。

旧福島県(現中通り)、旧磐前県(現浜通り)、

旧若松県(現会津地方)の3県が合併した日

なのだそうです。

 

福島県民になって18年目になりますが

夏休み中であることもあり

あまり気にしたことがありませんでした。

 

が今日付の地元紙「福島民報」に

目が釘付けに。

 

 

夏空を思わせるコバルトブルーでおおわれた

2面を使ったこの表紙。

 

「本日の福島民報は、

手紙になります」

の下に書かれた文章の一部をご紹介しましょう。

 

 

福島県はカタカナ表記ではありません。

 

美味しいものがたくさんあり

海、山、湖などの美しい景色に恵まれ

人情にあふれた素晴らしい県です。

 

 

ゆるりと、けれど楽しく進めます♫「私たちのターニングポイント」サイトができました☆

6月24日に開催し

おかげさまで好評だった

「私たちのターニングポイント」

 ⇒関連記事はコチラから

 

専用サイトができました!

 

タイトルも名称も、

ちょっとだけ変わりましたが

やることはほぼ同じ。

 

私たちの周りの

  ●ちょっと気になる活動をされている方

  ●この人の人生と人生観を伺いたい方

をゲストにお招きし語っていただく

 

ゲストを通して場に集まった方々が交流していく。

その循環をつくるです。

ゲストも集まった方々も、みな主人公。

そんな「語り合いの場」が生まれればいいな。

 

語り場プロジェクト

次回開催は8月30日です!

詳しくは、こちらからご覧ください。

そしてこれからもご贔屓にm(__)m

 

 

 

 

もうすぐ新学期、学校に行くのがつらいと思った時に読む本

私は不登校を経験していないけれど、
不登校になるかもしれない
環境下にあったことは過去にあります。

 

不登校にならなかったのは当時
「学校に行かない」という
選択肢を知らなかったからです。

 

そのかわり?


その1年間の記憶がほとんどありません。
もしかしたら脳みそが感情が
思い出すことを避けているのかもしれません。

 

ただ歯をくいしばって
学校に行ったことは覚えています。

 

 

 

夏休み後半、

自殺をする子どもが多いとか。
泣けてくる。


あなたの人生は

まだ始まったばかりなんだよ。

 

そして、いつか気がつく時がくるから。


あなたの辛かった経験は

あなたが大人になって

生きることがあるっていうことを。

 

 

だから…。
 

もしもつらくなったら、

この本を読んでみてください。

 

学校に行きたくない君へ

もっと良いものを!より、わかりやすく伝えられるように。

私はどこにでもいる 
ごくふつーの中年おばちゃんですが

 

唯一の自慢は、いろんな人と
関わっている&関われること だと思います。

ライターという仕事柄も

もちろんあると思います。

 

たとえば…。
起業家支援サイトを通して

知り合った起業家仲間や
自身の農産物に

誇りをもって仕事をされている農業者のみなさん。


震災を契機にお知り合いになった
復興関係・NPO関係者のみなさん。


最近では教育に燃える若い先生がたや
向上心あふれる行政職員の方とも

勉強会を通してお知り合いになりました。

 

自分史活用アドバイザーのお仲間も
「自分史を広げる」という共通認識を持った

大切なお仲間です。

 

つい先日上京して、

自分史活用マスター講座を再受講してきました。

 

そして「当たり前」のように感じていた

自分史の良さ、おもしろさを

自分史を知らない人にこそ

上手にアプローチする必要を感じました。

 

良質なインプットは

誰でもわかるようなアウトプットができてこそ

活きるというもの。

 

そのためにまた半年間

脳に汗をかいてまいります。

より自分史がわかりやすく

私の大切な人たちに伝わるようにと。

 

左:わかりやすい文章を書くための手引き書

右:自分のことをより深く知り、第三者に伝えるための手引き書

NHKスペシャル「駅の子の闘い~語り始めた戦争孤児~」を見ました

終戦記念日がちかづくと

戦争の記憶を流す番組、新聞報道が増えます。

今や語り部は80歳代、90歳代の方々。

老いてなお、幼き日の悲惨な思い出を

語ってくださることに頭がさがる思いです。

 

ゆうべは「駅の子の闘い~語り始めた戦争孤児~

を見ました。

戦後まもない頃、上野駅の地下道には

戦争孤児であふれていたそうです。

 

 

当時を映像でよみがえらせる

ことができるのがテレビの特権。

私の父と同世代の女性お一人、

男性お二人が重い口を開いてくださいました。

 

原発災害をうけた記憶を次世代に残そうと、

私は今、自分史を広げる活動をしていますが

この時期、目の前にする戦争体験談に

くらくらする思いです。

 

あの悲惨な体験はできれば見たくない、

聞きたくない。けれど伝えないと人は

また同じ過ちを犯すでしょう。

 

「戦争孤児の闘い」に登場された方は3名。

あのNHKでさえ、たった3名の方しか

登場させられないことに、思い出の厳しさを感じます。

 

もちろん厳しい記憶を残すことだけが

自分史ではありません。

 

それ以上に自分史の楽しさ、

自分史を綴ることで

胸の中にあふれてくる先祖への感謝

親兄弟への思い。

周りの人々との交流を思い出すことで

気持ちが豊かになるという効果もあります。

 

そんなことも体験していただきながら、

次世代に震災の記憶を残していけたらと。

改めて思う8月です。
 

自分史活用アドバイザー・マスター・マイスター

夏休みの自由研究にオススメ! まわしよみ新聞

「ふらっと八重洲ブックセンターに立ち寄って

ビビビッときた本を買ったところ、

偶然にも武田さんが写っている本でした!笑

 

と郡山在住の知人から連絡をいただいた本とは?

 

 

考案者は大阪在住の

コモンズ・デザイナーさんであり

私も大阪在住の知人を通して知ったのですが

 

 「これ、夏休みの自由研究にピッタリ」

 

なんですよ。

 

ルールはきわめてゆるくって

何紙か集めた新聞から各自が

気になる記事を切り抜いて

 1.記事について語る

 2.なぜ気になったのかを話す

 

その上で、模造紙大の紙に

グループ内で話し合いながら

選んだ新聞記事を貼るだけなんです。

 

詳しくは書籍を読んでいただくとして

 1.誰でもできる

 2.新聞記事を通して初対面でも打ち解けられる

 3.一つの記事から会話が広がる

 

と、、いいことだらけの効果を体験できます。

 

これを夏休みの自由研究で

家族と、友だちとやったらおもしろいんじゃないかなあ。

今まで知らなかったご両親、お子さんの

気持ちや考えを知ることができるかも!

 

私も昨年体験しました ↓

 

詳しくは「まわしよみ新聞」で検索してね♫

 

「できたこと手帳の記帳」も15週目に入りました!

ちょうど1年前だったでしょうか。

 

「できたこと手帳」との出会いは

我が街に「できたこと手帳」の熱心な普及者がいらして。

 

そのつながりで

考案者の永井さんから

ちょくせつ講義を受けたのが

この手帳との出会いの始まりでした。

 

当時は「おもしろいことを考案する人がいらっしゃるなあ」と思っただけでしたが、

 

ライターの知人からも

「これ、いいよ~」と、すすめられていたのと

 

たまたま、熱心な普及者の方から?

再度講義を受けたのが

この手帳を使うきっかけになりました。

 

まさか15週目まで続くとは思いもよらず…苦笑

 

   ・

   ・

 

この手帳は、要するに

その日に「できたこと」を書き込むことで

自己肯定感を高めていく仕組みなのですね。

 

現代社会において、多くの人たちは

自分に課せられた課題とか義務を

こなすだけの日々になりがちで、

 

ほとんどの人は自分と向き合うことができずに

日々を流してしまう…。

 

そういう人には、バッチリ☆

効果があるのだと思います。

 

ただ私の場合は仕事柄もあり

日々、自己と向き合い、反省する毎日なので

そんなに効果はないだろうなぁ~と

思いながらも半ば意地で・苦笑

続けていました。

 

ただ、ただですね。

 

この猛暑の中「やりたいこと」に対して

「できたこと」の大きさがほんとにわずかで

日々、自己嫌悪に陥っている最中

「できたこと手帳」にただ『書くために』

できたことを振り返る作業が

自分の自信につながっているように思います。

 

ほんとはね、もっと深い

使い方をしたほうがいいのでしょうけれどね~

とため息。

 

毎日、ほんとに熱すぎますね(涙)

 

 

 

一週間書いた後は

「ベスト・できたこと」を書き記します。

ちゃんと時間を作れば

自己肯定感に間違いなくつながる仕組みだと思います。

 

 

外気温43度。灼熱のふくしま

二男が4歳の頃から治療している

ある疾患の手術の執刀ドクターが勤務する

福島県立医科大学 会津医療センターに

経過観察のために受診しました。

 

11時の予約で、実際の診察は13時。

高校生の彼も、さすがに待ち疲れて

イライラしていました。

 

診察後に検査があり

その結果待ちでさらに待つ。

 

結果を説明しながらもドクターから

「風邪ひくなよ」

「ちゃんと勉強しているか」

「来年は受験だな」と…。

 

診察の目的以外のいわゆる

「雑談」をしっかりされるドクターの話しぶりに

二男がひとこと。

 

「こんだけ丁寧なんだから(当然)待つよな」と。

 

聞けば偶然二男の同級生も同じ疾患により

このドクターの手で

すでに3回も手術を受けているとか。

 

二男の同級生は

自身の闘病経験をへて

医学部を目指して猛勉強しているそうです。

 

 

根っからの文系二男は(当然のことながら)

医学部進学を目指してはいませんが

親子共に「よいドクターに出会えたね」

といつも話しています。

 

 

 

 

半日がかりの診察を終えて

外に出たら真っ青な空に浮かぶ入道雲に隠れて

磐梯山がにっこりと。

 

外気温43度。空気が澄んでいるだけに

直接肌に焼け付く太陽の光。

でも、こんな会津が、福島が好きだな。

こんなに素敵なドクターがいる病院も好き。

 

私とほぼ同世代。

分野は違うけれど、がんばらないと。

次世代のために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教育の学びの場に参加させていただきました

2日間にわたって開かれた

「南東北民間教育研修2018」の2日目の会に

参加させていただきました。

 

主催者は不登校児のためのフリースクールを

開催されている方。また登壇者に知人もいたために

教育関係に縁のない身でありながら

比較的心のハードルが低かったのです。

 

参加して感じたのは

学校現場において若い世代の先生方の理想と

現場のありようが追いついていない現状を

第三者の目線で見ることができたこと。

 

なんだろう。

おそらくなのですが

先生方の上司、つまり管理職の方々は

私と同世代であり

今の社会とはちょっと違う空気感の中で

仕事を進めてきた方々だと思うのですね。

 

その観点から若い世代(つまり後輩たち?

の考えややる気を、どう受け止め

育てていくかが、教育の未来を作るのかなぁと

思いました。

 

あとは課題設定。

私は現場を知らないし、当時者ではないので

好き勝手言わせていただきましたが

現場の先生方は、いっぱい悩み

壁にもぶち当たってるのではないかなあと。

 

…とはいえ、そういう「場」があることは

とっても大切で、そこから考える仲間が生まれるし

私のような?変なおばさんも関わるので

それは、それで意義ある勉強会だと思いました。

 

私も高校生の保護者です。

よりよい未来、よりよい福島が生まれるよう

現場の先生方には

大変でしょうけれど

汗かいてほしいなと思ったひとときでした。