福島県在住ライターが綴る あんなこと こんなこと -5ページ目

編集者的な目線はやめていただきたい

何かコトを起こす時って

当たり前なことですが

出演者、参加者のどちらもが満足するものでないと

成功したといえないと思います。

 

言い換えるならば、その場に居合わせたみなが

「幸福感」を味わうことが成功なのですよね。

 

これが参加者の方だけを向いて

創り上げるとき、

出演者に負荷がかかることを

最近の経験で知りました。

 

いえ。参加者の方だけを向くという意識も

少し経験を重ねたからこそ。

 

何もかもが初めての場合は

とにかく無我夢中で創り上げるので

よけいなことは考えられませんから。

 

6月に開催した「私たちのターニングポイント」は

登壇者のお二人も、参加されたみなさんも

とってもよい表情でまた

「来て良かった」

「話ができてよかった」

と言ってくださいました。

 

実はその前に私は

もうお一人、ご登壇をお願いした方がいらしたのです。

 

その方には

私のほうが一方的に親しみを感じていたので

登壇をお願いするだけではなく

アフターパーティーのことや

その他、いろいろなことを話す中で

彼から言われたのが

タイトルの言葉でした。

 

細かなことは省略しますが

お話をお願いした彼のことよりも先に私は

全体の構成ばかりを気にしていたのですね。

 

彼から登壇を断られたときに

気づいたことがたくさんありました。

 

人として

イベント企画者として

忘れていたことにです。

 

イベントの話をしましたが

何事も同じだと思います。

 

たとえば仕事ならクライアントがいる。

クライアントの幸せ・満足度を満たすのは当たり前。

 

でも、一つ先のクライアントのお客さままで

幸せにできるような企画を立てられたとしたら…。

それこそが幸せなことなのではないでしょうか。

 

登壇を断られた彼から私は

とっても大切なことを教わったと。

大変感謝しています。

 

福興ライターⓇ あれから6年経ちました

FBには過去の投稿を教えてくれる機能があり

時々訪れては、過去の自分と向き合います。

6年前の今日は、福興ライターⓇの

商標登録証が届いた日でした。

 

6年前の自分と今の私

6年前のふくしまと現在のふくしま。

変わっていったものがあれば

それ以上に変わらない優しさがこの地にはある。

 

6年前に記した言葉を再掲し

初心を忘れないことといたします。

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福島県と東北の復興のために、

自分にできることはないかと
考えたあげく「福興ライター」の

商標登録をとることにいたりました。

 

この名称は「復興」を語るだけではありません。
郷土の真の輝きを「書く」という行為を通して
大好きな福島県と東北の地に

貢献したいと願ったからです。

 

商標登録の期限がくる10年先には
「福興ライター」という言葉が

死語になっているような、
そんな東北にしたいと願っております。

 

みなさまのご声援を心より、

お待ち申し上げております。
ありがとうございました。

 

 

ライター/自分史 二つのチラシを作りました

ふと思い立って!

ライター、自分史 二通りのチラシを作りました。

 

A4版、表裏を使った

とってもシンプルなチラシです。

連絡先、やっている仕事など

内容もとってもシンプル。

 

けれど自力でできたのが嬉しくって

FBにアップして

「チラシの感想を聞かせてください。

会える方のみお配りします。限定15枚!

 

と書いたところ

さっそく「欲しい!」という方がいらしてびっくり!

 

そこでブログでも書いちゃいます。

 

「お会いして、感想を聞かせていただける方限定」でチラシをお渡しします!

 

 

ただし…。ほんとにシンプルな内容ですよ。

このブログやサイトの方が

情報満載ですからね☆

 

チラシ・ライター編

 

チラシ・自分史編

 

逢いたいひと

23日夜に放映された

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」は

遺品整理士 横尾将臣さんでした。

 

自分史活用アドバイザー仲間にも

葬儀関係の仕事をする方がいるので

遺品整理士の実際の仕事に興味津々。

放送を楽しみにしていました。

 

見終えて感じたのは

大変であろう現場よりも

主人公の横尾さんの思いでした。

 

私も自分史の仕事を通して

遺品整理を依頼したお客さまが

「片付けてくれてありがとう。気持ちの整理ができました」

とお話する気持ちはわかります。

ただ、そのためにどう気遣いをし

どう行動するかが、この番組のキモなのだと思いました。

 

と同時に横尾さんがこの仕事につくまでの

人生の道のりを、もう少しじっくり伺いたいと思いました。

 

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    ・

 

思えば震災後、

インタビューの仕事に重きをおき

いろいろな方と会い、お話を伺ってきました。

 

現在はさらに「自分史」という分野で

いろいろな方の人生を伺う機会に恵まれています。

 

だからなのか。

個人的な出会い以外に

惹かれる方がいらっしゃいます。

 

「ああ、この人の話をもう少し聞きたい。

でも、話を聞くきっかけ作りがみつからない」と。

 

なんだろう。

これも一種の一目惚れ?

それとも片思い?

 

一期一会を大切に。

後悔のない出会い方を、生き方をと。

改めて思う番組でした。

 

プロフェッショナル仕事の流儀

 

「SIMふくしま2030」行政職員に混じって体験しました!

「一般市民の参加も可能ですか?」と尋ねたところ

「いいですよ~」と言われたので

 

行政職員有志の勉強会「東北OM」が主催する

「SIMふくしま2030」に参加しました。

 

「SIM2030」というのは

体験者が架空の自治体の幹部職員になって、

2030年の近未来の行政を5年ごとに区切り

限られた予算内で、いかに幸せな街を作っていくかを

ゲーム形式で体験していくもので

「対話型自治体経営シミュレーションゲーム」

と呼ばれているそうです。

 

今回は熊本で開発された

「SIM熊本」の内容をなぞりながら

「SIM福島」を経験しました。

 

架空都市F市の概要と地図が書かれた

情報を読み込み

 ・総務・財政局長

 ・保険福祉局長

 ・経済・環境局長

 ・土木・建設局長

 ・文化・子供・スポーツ局長

 ・農林・水産局長

の6名が、

5年ごとのテーマと社会的課題によって

手持ちカード(事業)の継続や廃止を決めます。

 

会議は対話形式で行われ

期ごとの方針が決まったら

市議会にはかり承認を得ます。

 

その際に担当局長は

説明責任を果たさなければなりません。

 

…という具合に、実際の行政の運営にそった

ゲームです。私以外はみな、行政職員だったので

日々の業務の四方山話も出てきたりして

そこは一市民として興味深く聞きました。

 

まずはデモンストレーションから

 

配られたカード(事業)たち

 

 

●1ラウンド目(2016年~2020年)

 

●2ラウンド目(2021年~2025年)

 

●最終ラウンド(2026年~2030年)

 

最終的に目指すのは「自分たちが住みたい自治体」

ですが、果たして理想に近づいたのかどうか。

 

地方債をなるべく使わないようにと

無難な方向に話を進めたので

結果も無難になったように思いました。

 

また帰宅後に思ったのは、

10年後の社会を創造することの大切さと難しさです。

私個人の体験でいうと、ゲーム本番は自分たちの

経験値で進めていったので、施策案も経験値の中でしか思い浮かばなかったように思います。

 

想像力の大切さを痛感したゲームでもありました。

 

福興ライターのサイトをいろいろ手直ししています

以前もお知らせしましたが

福興ライターのサイトの手直しをしています。

 

●ニュース覧を表示しました。

 

あまりにも手をつけられずにいたので

しばらく未公開のままでしたが

手を加えて、いったん公開しました。

 

メディアに出た記録は大小問わず大切であることと

とりあげてくださったメディアへの感謝の気持ちです。

 

 

●実績のご照会に「寄稿」

「メディア掲載」などを加筆しました。

 

 

実績は私自身の歴史(=自分史)です。

お仕事をいただけたことに感謝し

掲載することでその気持ちを表したいと思います。

 

●料金のご案内を加筆・修正しました。

 

自分史教室・自分史執筆のお問い合わせや

ご依頼が増えてきましたので

目安となる価格を掲載しました。

 

自分史メニューも掲載していきたいと思います。

もうしばらくお待ちください。

 

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仕事と同じように

WEBサイトも育てていくものだと

私は考えています。

 

また実績をサイトに掲載することは

お客さまに安心していただくだけでなく

私自身の成長の証につながります。

 

代理店さんのお仕事など

掲載できないものもありますが

日々、感謝の気持ちを込めて

ブログアップ・サイト掲載を続けてまいります。

 

 

「過去の栄光ですから」と思わず口から出た言葉に驚く

先日、郡山市が支援している

ある事業の説明会に取材に伺ったときのことです。

 

私の名刺に興味を持たれた

市・職員の方から

 

「武田さんは、どんなお仕事をされているのですか」

と質問され、いくつかのお取引先を説明したあと

 

  「! ! !」

 

と思い出した私は

「私が震災後に出した本を

市長から紹介されたことがあります!」

と元気よく答えました。

 

 「えっ!」

 

と驚く職員の方を前に

手元のスマホで自サイトを提示。

 

 「あっ、ほんとだ!」と、

しばらくその話題で持ちきりになったのは

いうまでもありません・笑

 

著書の提示から、しばらくの間

震災直後のことで話が盛り上がりましたが

7年前に出した本のことで私の口をついた言葉が

本日のタイトルでした。

 

震災から7年以上経過した今

いろいろ変化がありました。

 

一番の変化は、

私たち福島県民の気持ちだと思います。

 

ある調査機関が調べたアンケートで

「ふるさと福島県に誇りを持てない」と

答えた比率が半分近くいた震災直後。

 

それがいまや

「福島県が輝いている地域であるように」

「福島県て、なんかおもしろい」

と思う地元の方や、他地域の方が増え

主に若者を中心に、

Iターン、Uターンする人が目立ちます。

 

私も「過去の栄光?」は実績としながらも

どんどん前を向いてチャレンジしたいなと

自分の言葉に改めて思った次第です。

 

若者にできることと

中高年?にできることの

違いはあるかもしれないけれど…。

 

人生の経験値だけは、間違いなく上ですから・笑

 

話題になった私の著書です。多くの方から好意的な感想をいただきました。

またこの本を通して仕事の依頼もいただきました。

思い出深い1冊です。

 

郡山市長の会見のwebサイト

 

 

 

 

 

渡邊とみ子さん出版記念パーティーのリポートをアップしました!

2018年3月11日。

東日本大震災から7年目の日に

渡邊とみ子さんの出版記念パーティーに

出席しました。

 

とみ子さんには

拙著「福島県民23人の声」の

インタビューで初めてお会いし

以来、おつきあいが続いていました。

 

菅野元一先生が開発された

「いいたて雪っ娘」を世の中に広めようと

 

とみ子さんが

がんばってこられた手記を

本にまとめられたい!

 

と思われた時に

お手伝いをさせていただいた

その本の出版記念の

パーティーが3月11日だったのです。

 

早い時期にとみ子さんからお話を伺い

パーティーにお招きいただく

そのお気持ちは、とても嬉しかったのですが

 

当日が近づくにつれて

重たい気持ちも生まれたのは

とみ子さんほどのご苦労はないものの

私もやはり福島県民だからでした。

 

複雑な気持ちを抱えながら

向かったホテルハマツ。

 

控え室に顔を出すと

ものすごく緊張した様子の

とみ子さんご一家がいらっしゃいました。

 

華やかさと、震災の日でもある

しめやかさと、入り混ざった内容で

この日に込めた、いろいろなとみ子さんの

感情を味わい、

 

「複雑な思いで参加したけれど

やはり出てよかった!」

 

と思いながら帰宅しました。

 

 

その手記を簡単ですが

福興ライターのサイトにまとめました。

 

よかったら、お読みください。

 

感謝状をいただき、驚きと嬉しさと。

【読後感】心あたりがいくつかあって胸がズキズキしました

私の主たる仕事はライターです。

 

ネットライターとして仕事をはじめた頃は

福島県にほとんどそういう人がいらっしゃらなくて

しかも福島県は、とってもマイナーな県だったから

 

 砂漠に水を落とすような気持ちで

 

このブログを立ちあげました。

履歴を見ると2005年ですね。

我ながらよく続きましたね。

 

誰が見ているのかも

誰に読んでいただいているのかもわからないまま

コツコツと投稿していた日々が

突然変わったのは、2011年3月11日からです。

 

思いがけない出来事に

当初は私自身が荒れました。

そのなごりが当時の投稿を読み返すと

残っているかもしれませんね。

( 読み返さないでくださいね・苦笑)

 

けれどコツコツとブログを投稿してきた結果

福島県に住むライターとして

仕事の依頼が急にくるようになったことも事実です。

 

よい仕事をさせていただきました。

全国誌の仕事をさせていただいたのも、

この頃です。

 

「書くこと」「取材すること」以外の

オファーもいただきました。

 

とても楽しかったけれど

一方で、自分がやっていることの評価。

 

「誰が幸せになって」

「誰のための仕事なのか」

がわからないこともありました。

 

私に足りなかったのは技術ではなく

人と人とを結ぶすべ

つまり「交渉力」だったのだと思います。

 

 

長いつきあいのライター仲間から

すすめられて読みました。

 

交渉術において、

私に欠けていたところがわかりました。

 

 ・相手に話しをさせる

 ・相手に決めさせる

 

って、簡単に書かれてますけど

スキルがなければ、

なかなかできないことなのですよ。

 

あとはクロージングと

失注したときの身の振り方。

これは盲点でした。

 

 

相手のためではない。

自分のために。

 

   ・

   ・

 

ちなみに著者は

自分史活用アドバイザーのお仲間です。

 

独立前はリクルートで

バリバリの営業マンだったと伺っています。

 

リクルート出身のバリバリの営業マンでも

自分史を広げようとされているのですよ。

 

自分史のおもしろさ、幅の広さを

感じていただけますか?

 

さっそく反響をいただきました⇒”自分史に関しての師匠 河出理事の動画をご紹介します!”


 

昨日アップしたこの投稿に

さっそくコメントが寄せられました。

「この動画に私も刺激をいただいています」と。

 

同じ福島県在住の自分史活用アドバイザー

仲間からでした。

 

彼は車移動のすき間時間に

河出理事のスピーチを聞いているそうです。

「やっぱり自分史って大事だな」とひと言。

 

河出理事も身体に流れている半分は福島県人。

コメントを寄せてくれた仲間もまた…。

 

  ふくしまから自分史発信!

  自分史でふくしまを元気に!

 

文章や画像、映像など

伝える手段はいろいろあります。

大切なのは両親・祖父母・曾祖父母という

縦軸が、子や孫に伝わること。

 

生きた証が、そのマインドが

次世代に引き継がれていくことです。